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クエリ検索: "佐伯由香里"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • 赤木 京子, 藤田 君支, 佐藤 和子
    日本看護研究学会雑誌
    2010年 33 巻 1 号 1_121-1_131
    発行日: 2010/04/01
    公開日: 2016/03/05
    ジャーナル フリー
      本研究では,人工股関節全置換術(以下,股関節術)を受けた患者の手術前後の生活体験を明らかにする。さらに,手術後の生活実態を明らかにするために,退院後の生活状況の実際を把握し,活動量について定量的に評価することを目的とする。初回股関節術後1年の患者17名に半構造化面接,観察調査,活動量の実測調査を行った。患者の生活体験には,術前【激しい痛みに制約される生活】,退院当初【苦痛からの解放と人工関節の不安】,術後1年【人工関節と折り合いをつけた生活と対処】があり,年齢と社会的役割で比較し,《後期高齢者》,《前期高齢者・壮年期の主婦》,《壮年期の有職者》の3群が示された。活動量の中央値を比較すると,壮年期の有職者は,5.71METs・h / dayで,後期高齢者の1.68METs・h / dayより大きかった。手術前後の生活体験,生活状況,活動量の実測値から,患者の個別性を考慮した看護の重要性が示唆された。
  • 堀之内 若名
    日本運動器看護学会誌
    2009年 4 巻 85-91
    発行日: 2009年
    公開日: 2020/05/14
    ジャーナル フリー
    整形外科の外来看護に関する現状を検討するため,「整形外科」「外来看護」「外来」「看設」「人工関節置換術」 をキーワードに,医学中央雑誌Web版(Ver.4) で検索可能な1983年から2008年までの国内文献の検索を行い, 30件の文献を得た.これらの文献から「整形外科の外来看護に必用な要素」を読み取り分類した結果,文献は「患 者の生活上の困難や問題」「身体を管理することに関する患者・家族の意識」「患者教育」「外来看護業務改善への 提言」の4つの要素に分類された.「患者の生活上の困難や問題」の文献は11件であり,看護師による術前外来 からの関わりの必要性,退院後の継続看護の必要性やあり方について述べられていた.「身体を管理することに関 する患者・家族の意識」の文献は8件であり,外来看護師に必要な能力,医療スタッフと患者とが信頼関係を築 いていく必要性, さらには看護部門と他部門との連携の必要性が述べられていた.「患者教育」の文献は6件であ り,手術予定の患者では術前外来での患者指導が有効であるという結果が示されていた.「外来看護業務改善への 提言」の文献は5件であり.クリテイカルパスの活用や課題について述べられていた.
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