コンテナ本船の寄港地はかなり限定されており, コンテナを本船寄港港まで陸上輸送するか, 荷主の近くの港湾にコンテナを集めそこから
内航船
で本船寄港港まで輸送する. 本研究では, 外貿コンテナ貨物の国内流動におけるフィーダー輸送のモデル化を行い, それを用いて需要予測を行う. 本船寄港港までの輸送コストはロットサイズの関数, また在庫コストは貨物価格の関数で表され, ロットサイズと貨物価格により輸送手段, コンテナ詰め地, 本船積み港湾が決定される. また各港湾でのコンテナ本船,
内航船
の寄港頻度と貨物需要量の関係を検討する. 分析はフィーダー実績の多い関西で, 需要予測は仙台港を中心に行った.
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