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クエリ検索: "和田安生"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • ハロゲン含有医薬品の定量
    喜谷 喜徳, 竹村 洋, 小池 久
    分析化学
    1973年 22 巻 2 号 187-191
    発行日: 1973/02/05
    公開日: 2010/02/16
    ジャーナル フリー
    微量のハロゲン含有医薬品を,簡単な操作で迅速に定量する目的で,原子吸光分析法の適用を試みた.ハロゲン含有医薬品を,(1)イオン性のハロゲンを含むもの,(2)非イオン性のハロゲンを含むもの,(3)イオン性,非イオン性の同種ハロゲンを同時に含むものとに大別して検討を行なった.
    イオン性の場合には,そのまま溶液とし,また非イオン性の場合には,常法どおりアルカリによる溶融分解後,水を加えて試料溶液としたものを硝酸酸性(pH約1)とし,これに一定過剰量の硝酸銀を加え,1分間水浴上(60~70℃)に加温したのち,生成したハロゲン化銀の沈殿を濾別する.その濾液中の過剰量の銀を原子吸光分光光度計で測定し,間接的にハロゲン含有医薬品を定量した.
    本法のくりかえし精度は,ハロゲン含有量の種々異なった試料について定量し,標準偏差0.15~0.67を得た.Na+,K+,Cu2+,Mg2+,Ca2+,Al3+,Bi3+などの金属イオンによる影響は,濃度で塩素に対して30倍程度共存しても影響しないことがわかった.また銀と反応する陰イオンのうち,イオウの共存する場合には,溶融分解後のアルカリ性試料溶液に,銅イオンを添加して硫化銅とし,沈殿を除去したのち硝酸酸性にして本法を行なえば,定量することができる.
    標準添加法によるhomochlorcyclizine製剤についての回収率は,98.2%であった.
    本法により,測定時の最終濃度0.25~1.25μg/mlの塩素,0.5~3μg/mlの臭素,1~5μg/mlのヨウ素を定量することができる.
  • 飴谷 公兵
    分析化学
    1974年 23 巻 7 号 745-749
    発行日: 1974/07/05
    公開日: 2010/02/16
    ジャーナル フリー
    NiAs型硫化物Fe1-xTixS(x=0.1~0.3)およびスピネル型硫化物CuCr2S3C1,CdCr2S4などの中のイオウの定量を,10mgの試料量で行なうため,原子吸光分析法を検討した.試料を臭素を含ませた王水または濃硝酸で酸化溶解し,イオウを硫酸イオンにする.試料溶液量を約20ml,塩酸酸性(約0.05M)にし,加温(約80℃)して,一定過剰量の塩化バリウムを加える.沈殿した硫酸バリウムを熟成後,濾別し,濾液中の過剰量のバリウムを原子吸光分析法で測定し,間接的にイオウを定量する.
    本方法はFe2+,Ti3+,TiO2+,Cu2+,Cr3+,Cd2+などの分離の必要がなく,イオウ標準溶液(硫酸ナトリウム)を用いて得られた標準偏差は1.47%であった.本方法を,化学気相輸送法によって育成された大きさ2~3mm,重さ数mgの小さな単結晶に応用し,満足できる結果を得た.
  • 岡本 文雄, 高橋 立夫, 和田 安生
    応用物理
    1970年 39 巻 5 号 471-479
    発行日: 1970年
    公開日: 2009/02/09
    ジャーナル フリー
  • 斎藤 英夫, 深道 和明
    日本金属学会会報
    1977年 16 巻 4 号 211-221
    発行日: 1977/04/20
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
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