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クエリ検索: "地球イチバン"
5件中 1-5の結果を表示しています
  • 図書 博文
    映像情報メディア学会誌
    2012年 66 巻 11 号 934-938
    発行日: 2012年
    公開日: 2014/11/21
    ジャーナル フリー
  • アートで未来の科学技術をデザインする
    スプツニ子!, 近藤 高志
    応用物理
    2018年 87 巻 3 号 208-211
    発行日: 2018/03/10
    公開日: 2019/09/26
    ジャーナル フリー
  • 相馬 拓也
    E-journal GEO
    2015年 10 巻 1 号 99-114
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/10/08
    ジャーナル フリー
    モンゴル西部バヤン・ウルギー県では,イヌワシを用いて騎馬で出猟する「騎馬鷹狩猟」の伝統が数世紀にわたり伝えられてきた.しかし現在,イヌワシの飼育者は同県全域で100名を下回り,急激な観光化とともに伝統の知恵と技法の喪失に直面する文化変容の過渡期にある.本研究は長期滞在型のフィールドワークにもとづく「鷲使いの民族誌」「牧畜社会の現状」「鷹狩文化の持続性」などの,著者のこれまで得た知見を統合し,カザフの騎馬鷹狩文化を保護・継承してゆくための脆弱性とレジリエンスについて考察した.その結果,騎馬鷹狩の成立条件には,(1) イヌワシの営巣環境の保全,(2) 牧畜生産性の向上,(3) 出猟習慣の継続,の実践が不可欠であることが浮かび上がった.騎馬鷹狩文化とは,「環境」「社会」「文化」が有機的に連結したハイブリッドな無形文化遺産であり,とくに牧畜社会の暮らしの文脈に成立の多くを依存する特質をあきらかにした.
  • 相馬 拓也
    E-journal GEO
    2016年 11 巻 1 号 119-134
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/08/03
    ジャーナル フリー

    モンゴル国西部アルタイ地域の遊牧民には,イヌワシ(Aquila chrysaetos daphanea)を鷹狩用に捕獲・馴致する伝統が受け継がれている.鷲使いたちは,巣からヒナワシ“コルバラ”を捕獲するか,成鳥“ジュズ”を罠や網で捕獲する方法でイヌワシ(雌個体のみ)を入手する.そして4~5年間狩猟を共にしたのち,性成熟を機として再び自然へと返す「産地返還」の習慣を「鷹匠の掟」としてきた.しかし近年,こうした環境共生観の伝統知は熱心に実践されているとは言い難い.一部のイヌワシの交換,取引,転売は,地域の遊牧民や鷹匠にとって「現金収入」「生活資金源」となることもある.現存のイヌワシ飼育者(n=42)へのインタビューから,1963年~2014年までの52年間で入手履歴222例/離別履歴167例が特定された.しかし新規参入者の停滞に反してイヌワシ入手件数は増加する傾向にある.またイヌワシとの離別では,「産地返還」された個体は47.7%とそれほど高くはなく,「死別」「逃避」が全飼養個体の38.0%を占める.こうした結果からは,カザフ騎馬鷹狩文化がイヌワシ馴化・飼養の伝統知とともに連綿とつちかわれた自然崇拝観の継承・実践も鷲使いたちに徹底させる必要が,いま浮かび上がっている.

  • 相馬 拓也
    E-journal GEO
    2017年 12 巻 2 号 217-232
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/12/01
    ジャーナル フリー

    モンゴル国内には現在600~900頭前後のユキヒョウが生息すると考えられている.特に西部地域のホブド県,バヤン・ウルギー県では,ユキヒョウと遊牧民の目撃・遭遇事故,家畜被害が多数報告されている.こうした「ユキヒョウ関連事故」は2014年を境に急増し,遊牧民も家畜襲撃被害に対して,ユキヒョウを私的に駆除する応酬的措置が複数確認されている.本調査では2016年7月19日~8月22日の期間,ホブド県ジャルガラント山地,ボンバット山地,ムンフハイルハン山地のユキヒョウ棲息圏に居住する117名の遊牧民から遭遇体験や「ユキヒョウ関連事故」についての遡及調査,履歴調査の構成的インタビューを実施した.両者間関係の改善には遊牧民側の放牧態度や保全生態への姿勢のあり方にもあり,ユキヒョウと遊牧民の関係改善とサステイナブルな共存圏の確立は,ユキヒョウの保全生態の観点からも最重要課題といえる.

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