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クエリ検索: "埼玉県浦和大久保合同庁舎"
1件中 1-1の結果を表示しています
  • 松本 利恵, 野尻 喜好, 坂本 和彦
    大気環境学会誌
    2009年 44 巻 4 号 186-195
    発行日: 2009/07/10
    公開日: 2011/09/14
    ジャーナル フリー
    近年のダイオキシン類対策のための規制および2000年の三宅島噴火による埼玉県のnss-Cl-沈着量に対する影響について,1987 - 2007年度の観測結果(気象要因が例年と異なる1999年度を除く)から検討を行った。
    nss-Cl-沈着量は,1980年代後半は増加傾向にあったが,1991 - 1994年度をピークとしてその後急激な減少の傾向を示した。埼玉県内の焼却施設数は1996年度以降著しく減少した。三宅島が噴火する前の1998年度のnss-Cl-沈着量は,1993年度の約40 %まで減少していた。nss-Cl-沈着量と大気中のダイオキシン濃度は有意な関係にあり,ダイオキシン濃度の低下とともにnss-Cl-沈着量も減少していた。
    埼玉県内の2000 - 2002年度を合計した三宅島火山由来のnss-Cl-平均沈着量は4.2 meq m-2と推定された。三宅島からの距離が小さいほど沈着量が大きくなる傾向がみられ,西部山地部や北部に存在する地点で沈着量が小さくなっていた。
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