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クエリ検索: "姫路市立手柄小学校"
5件中 1-5の結果を表示しています
  • 橋本 忠和
    美術教育学:美術科教育学会誌
    2013年 34 巻 393-406
    発行日: 2013/03/25
    公開日: 2017/06/12
    ジャーナル フリー
    国際理解教育の一つの手だてとして学校間の国際的交流が注目されている。しかしながら,学校単位で行う場合,時間的・予算的に制約があり,海外の交流校を探すことは難しい。また,その活動内容も手紙交換等が多く,共同研究や制作を行っている事例はまだ少ない。したがって,地球環境全体の利益を優先する発想で物事を判断する「グローバルなものの見方」の育成まで至っていないのが現状である。そこで,カナダと壁画の制作を行った
    姫路市立手柄小学校
    の事例を対象として,国際交流壁画共同制作が,どのような教育的効果をもたらすのか分析した。その結果,共同制作を軸に多様な通信手法を駆使した活動が,児童のコミュニケーション力や異文化理解力の向上に役立つ反面,担当教員の負担増等の課題点をもたらすことが見いだせた。
  • 橋本 忠和
    美術教育学:美術科教育学会誌
    2012年 33 巻 343-357
    発行日: 2012/03/25
    公開日: 2017/06/12
    ジャーナル フリー
    本研究は,小・中学校の美術教育において,持続可能な社会を支える市民リテラシーの形成を目指し,地域独自の資源活用の視点から単元を開発しようとするものである。地域独自の資源を活用した造形活動は,従来から美術教育においても取り上げられている。しかしながら,その学習は地域素材による見栄えのよい作品づくりにとどまったり,その素材を提供する地域資源の保全に取り組もうというスローガンの提示で終わったりすることが多いように思われる。そこで,市民リテラシーの形成という観点から地域資源を活用した造形活動を捉えなおし,環境省の「持続可能な地域づくりのためのガイドブック」を参考に,市民リテラシーの形成を目指した美術教育の単元開発に取り組むと共に,実践例を通して子ども達の市民リテラシーや造形活動に関わる諸能力がどのように向上したのか考察した。
  • 橋本 忠和
    環境芸術
    2012年 11 巻 71-79
    発行日: 2012/11/24
    公開日: 2018/04/04
    ジャーナル フリー
    2010年から「瀬戸内国際芸術祭」がスタートしている。アートによる地域活性化をめざすこの芸術祭では,古い家屋を改修・改築する「家プロジェクト」や廃工場をアートで再生する取り組みが展開されている。このように現代芸術で地域社会を活性化させようとする動きは,都市から里山・離島に至るまで全国各地で興っている。そして,それらの地域において市民と芸術家,さらに諸団体が相互に連携して地域環境を素材とした環境芸術の作品を作り出している。そこで,本論においては,日本における「環境芸術」と地域社会との関係性の変遷を彫刻設置事業とアート・プロジェクトを手がかりに整理することで,「環境芸術」が地域社会とどのような関係を持ってきたのかを明らかにし,現代社会における意義を考察する。
  • 橋本 忠和
    環境芸術
    2011年 10 巻 55-62
    発行日: 2011/10/15
    公開日: 2017/10/06
    ジャーナル フリー
    現在、日本では「大地の芸術祭(越後妻有アートトリエンナーレ)」に代表されるように、現代芸術で地域を活性化させようとする動きが、全国各地で興っている。それらの地域において、市民と芸術家、さらに諸団体が相互に連携して、地域環境を素材とした環境芸術の作品を作り出している。そして、地域社会の持続可能性を向上させる環境芸術の役割が、市民や行政等から報告されている。しかし、環境芸術の定義は未だ明確にされたものはない。そこで、本稿では,環境芸術が地域社会においてどのような意義をもつのか明らかにするために、『環境白書』における解説やその解説と環境芸術の歴史的変遷との関連を参考に、その定義の考察をおこなう。
  • *毛利 元紀
    日本地質学会学術大会講演要旨
    2024年 2024 巻 T15-P-9
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/03/27
    会議録・要旨集 フリー

    はじめに 姫路地域の丘陵にはジュラ系の丹波帯相当層が分布し,地質学的実態が明らかにされた(例えば,中田・後藤,1961;後藤,1986;田中ほか,1990;尾崎ほか,1995;西影,1996;後藤ほか,1998;山元ほか,2000;後藤ほか,2001など).近年は兵庫県南西部の南山層を含む丹波帯の泥岩のイライト結晶度が報告された(竹村ほか,2010).北播磨地域(市川町,加西市,多可町)では丹波帯構成層の岩相層序と放散虫年代に関する系統的研究がおこなわれ,放散虫化石群集とそれらの年代を報告した(竹村・竹村,2020,2022).本稿では姫路市街地付近の地質調査結果の報告をおこなう.花田町高木:丹波帯の砕屑岩層がN80°E70°SWすなわち70-80°南西の急傾斜を示す.景福寺山:標高26m地点では厚さ11〜12㎝(厚さ<14㎝)の層理面が明瞭な砂岩頁岩互層がみられる.砂岩層は灰白〜灰色を呈する淘汰良好な極細粒砂〜細粒砂岩である.頁岩層の層理面の走向・傾斜はN30°E70〜80°SWである.男山:標高35m地点では厚さ3〜16㎝(厚さ<20㎝)の層理面が明瞭な砕屑岩層がみられる.層理面の走向・傾斜はN70°E55°NEである.砂岩層は黄白〜明灰色を呈する淘汰のきわめてよい極細粒砂〜細粒砂岩である.姫山:姫路城壁東では厚さ4~37㎝の茶褐~黄白色砂岩層と厚さ5~10㎝の灰黒色泥岩層からなる砂岩優勢の砂岩泥岩互層がみられる.砂岩泥岩互層の層理面の走向・傾斜はN20~30°W30~50°SWである.手柄山:手柄山中央公園,立建設株式会社の南側標高25m地点では厚さ4〜23㎝(厚さ<27㎝)単位で成層する層状チャートブロックがみられ,層理面の走向・傾斜はN50°E80〜82°NWである.手柄山第1立体駐車場付近の標高15m地点では厚さ5〜34㎝(厚さ<52㎝)単位で成層する砕屑岩層がみられる(写真).層理面の走向・傾斜はN37〜55°W75〜80°SEである.灰黒色を呈するシルト粒径の珪質泥岩層と明灰色を呈する淘汰良好な極細粒砂〜細粒砂の粒度の砂岩層からなる.

    姫路市立手柄小学校
    南西の標高18m地点では厚さ5〜18㎝(厚さ<20㎝)の頁岩層の露頭がみられ,層理面の走向・傾斜はN78°W40°NEである.回転展望台登り口付近の標高36m地点でみられる砂岩層の層理面の走向・傾斜はN9〜23°E70〜85°SWである.まとめ 丹波帯南山層の構造は中央平野部の景福寺山・男山・姫山・手柄山で北東-南西走向で概略25-85°北東あるいは南西傾斜をなし,的形町福泊~妻鹿の海岸線に小分布する岩体は70-80°北あるいは西傾斜を示す.花田町高木では70-80°南あるいは南西傾斜を示す.景福寺山・男山・姫山・手柄山に分布する丹波帯堆積岩類は野外の露頭次元で砂岩頁岩互層などの砕屑岩層を主体とし,木場〜的形町にかけての小赤壁海岸ではレンズ状の岩塊をともなう混在岩を主体とする.海洋プレート層序の連続性が完全に欠如し緑色岩や石灰岩,チャートなど異地性岩塊を含むことから地層の破断の程度による分類(日本地質学会地質基準委員会,2003の図3.3 混在岩の分類法と用語)で混在岩ユニットに相当する.本地域の丹波帯の構成岩相は南山層の模式地と比べて砂岩および砂岩頁岩互層が多い(後藤ほか,1998).文献 中田正次・後藤博弥(1961)地質学雑誌,67,360-361.後藤博弥(1986)地質学雑誌,92,663-674.後藤博弥・井上剛一・田中眞吾・成瀬敏郎(1998)姫路市史第7巻上自然資料編,姫路市史編集専門委員会,39,51-52,73-77,86-89.後藤博弥・井上剛一・田中眞吾・成瀬敏郎・南埜猛・田中智彦・久武哲也(2001)姫路市史第1巻上自然本編,姫路市史編集専門委員会,9,43-47,80-87.日本地質学会地質基準委員会(2003)3.付加体堆積物,地質学調査の基本-地質基準,日本地質学会地質基準委員会(編),共立出版,47-61.西影裕一(1996)播磨学紀要第2号,播磨学研究所,30-31.尾崎正紀・栗本史雄・原山智(1995)地域地質研究報告5 万分の 1 地質図幅[北条],岡山(12),59,地質調査所,9-10,25-35.竹村静夫・西村年晴・渡邉愛未(2010)日本地質学会学術大会講演要旨2010,日本地質学会,379.竹村静夫・竹村厚司(2020)兵庫教育大学研究紀要,57,163-176.竹村静夫・竹村厚司(2022)兵庫教育大学研究紀要,60,157-172.田中眞吾・野村亮太郎・井上茂・後藤博弥・井上剛一・東順三・田村憲司(1990)表層地質図および同説明書,土地分類基本調査「播州赤穂・姫路・坊瀬島・寒霞渓」,兵庫県,31-33.山元孝広・栗本史雄・吉岡敏和(2000)地域地質研究報告 5万分の 1 地質図幅[龍野],岡山(12),58,地質調査所,8,20-24.

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