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クエリ検索: "宮城県伊具高等学校"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • *木村 久美子
    日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
    2008年 51 巻 B2-1
    発行日: 2008年
    公開日: 2009/01/14
    会議録・要旨集 フリー
    目的 男女共同参画社会基本法制定をはさんで11年間、地域の雄と言われる男子校に勤務した。平成6年度からの家庭科男女4単位必修で全国の高校家庭科は沸きかえり、調理設備やミシンの業者はうれしい悲鳴を上げていた。本校でも家庭科実習棟建設のための「建設委員会」が持たれ、新築が進んだ。前任者はそのメンバーとして配置された。それまで女性教員がいなっかった男子校に女性の家庭科教員が入る場合は、人権養護の立場から他教科の女性教員も抱き合わせて配置された。もちろん男性の家庭科教員の養成も進み、本県でも数名が採用された。 私は家庭科棟が完成してまもなく設備、備品がすべてそろった男子校に赴任した。国公立大学への進学希望者がほとんどの生徒達にどのように家庭科に興味を持たせるか、モノづくりはどのように動機付けすればよいか、等の課題を抱えながらの着任だった。そして4年後、「新課程」に移行することとなり家庭科必修は2単位のみとなってしまった。まず教員の持ち時間が減り定員削減が進んだ。少子化の波がさらに拍車をかけた。この変化にどう対応し、家庭科の定着を試みたか。研究実践結果を紹介する。 研究方法 1.必修4単位時代・・・いかに家庭科に興味関心、意欲を持たせるかが課題であった。以下の7項目に焦点を当て、研究・実践に取り組んだ。 (1)向上心を満たすことのできる実験、実習の工夫 (2)調理の基礎技術の定着 (3)調理の応用力へのアプローチ(弁当づくり等) (4)被服製作への意欲の喚起 (5)ホームプロジェクトの実施とプレゼンテーション (6)「考えさせる家庭科」の工夫 (7)評価法の研究 2.必修2単位時代・・・最小限に削減された家庭科時数の中で、学ばせるべき内容を網羅するため、総合的学習の時間とのタイアップを図る工夫をした。焦点を当てたのは以下の点である。 (1)調理の基礎技術の定着 (2)実習時間を確保し、知識・技能を定着させるための実習ノートの工夫 (3)被服製作のない被服分野の実習の工夫 (4)見える家庭科への方策(校外学習の実施・クラス担任への協力依頼) (5)小論文のテーマとして消費生活、家族生活を考えさせる工夫 (6)評価法の研究 3.結果と考察 必修4単位時代はほとんどの生徒が家庭科に興味を示し熱心に取り組んだ。特に、難関国立大に入った生徒が下級生に送る「合格体験記」の中で、家庭科を大切にしたことに触れてくれていたことは印象的である。必修2単位時代は生徒の気持ちにも余裕のなさが感じられ、時数が減ったことは最も大きい理由となろうが生徒の取り組み姿勢に積極性が感じられない部分も多かった。しかしクラス担任の協力も得ることができ、年度末授業アンケート結果からも「生徒を動かす家庭科」には成功したと考えている。
  • 三井 生喜雄, 今泉 真, 横塚 博正
    日本化學雜誌
    1965年 86 巻 4 号 413-415
    発行日: 1965/04/10
    公開日: 2009/02/05
    ジャーナル フリー
    2種の還元きれる基を有する化合物の選択還元を調べる目的で, p-ベンジルオキシベンズアルデヒド(I), o-(II)およびp-ベンジルオキシベンジルアルコール(III)をパラジウム-炭とラネーニッケル触媒およびそれらに塩基または酸を加えた触媒を用い常温常圧下で接触還元した。Iは両触媒でおもにアルデヒド基がさきに還元されたが,塩基を添加したパラジウムー炭触媒ではおもにエーテル結合がさきに水素化分解され,約1molの水素吸収で還元を中止した場合は好収率でp-オキシベンズアルデヒドを得た。しかし,ラネーニッケル触媒では塩基の添加によってもあまり影響がなかった。II, IIIは塩基を含むパラジウム-炭触媒とラネーニッケル触媒により選択的にエーテル結合のみが水素化分解され,酸を含むパラジウム-炭触媒ではおもに水酸基の水素化分解がさきに起った。つまり,塩基はアルデヒドおよびベンジルアルコールの還元を抑制するとともにベンジルフェニルエーテル結合の水素化分解を促進し,酸は前者の還元をより促進するため, I, II, IIIはパラジウム-炭触媒に含まれる酸,塩基により異なる経路で反応し選択還元できることが明らかになった。また, Iの還元における塩基を添加したニッケルとパラジウム触媒の差は触媒金属自身の本質的な差によるものと考えられる。
  • 鈴木 由美子, 田中 勝千, 加藤 亘, 岡本 博史, 片岡 崇, 嶋田 浩, 杉浦 俊弘, 嶋 栄吉
    日本草地学会誌
    2009年 54 巻 4 号 328-331
    発行日: 2009/01/15
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    The chemical compositions (CP, ADF and NDF) of mowed grass were estimated by hyperspectral imaging. ImSpector V10 (Spectral Imaging Ltd.) was used as a hyperspectral imaging sensor, which is an integrated combination of an imaging spectrograph and a matrix camera. The spectral range of this sensor is the wavelengths between 360 and 1010nm, and the spectral resolution is 10nm. The sensor was mounted on the roof of a vehicle (AEBI, TT33), which has a drum mower attached in the front. The hyperspectral images of a meadow field were acquired by moving the vehicle. The estimation models of grass chemical compositions were obtained by spectral data sampled from hyperspectral images and by actual grass chemical compositions. The multiple regression analysis with stepwise selection of variables was used for obtaining estimation models. The cross validation (leave-one-out method) was applied to the validation of the estimation models, and the EI (evaluation index) method was applied to the confirmation of the practical accuracy of the estimation models. In conclusion, the cross validation and the EI method showed efficacy of all estimation models.
  • 中坪 あゆみ, 加藤 亘, 田中 勝千, 杉浦 俊弘
    日本草地学会誌
    2008年 54 巻 1 号 31-39
    発行日: 2008/04/15
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    トウモロコシ畑の春播きリビングマルチの手法を確立するために,雑草抑制に効果的なリビングマルチ草種の選定とその草種のトウモロコシ生長への影響を検討した。リビングマルチ草種として,エンバク,ヘアリーベッチおよびシロクローバを選定した。リビングマルチ草種および雑草がトウモロコシに与える影響は稈長より稈径に大きく,それがトウモロコシ収量の差として現れた。エンバクは初期生長が良好であったが,トウモロコシの生長を抑制し,枯死後に雑草繁茂がみられた。ヘアリーベッチは雑草抑制効果が高く,トウモロコシ収量に与える影響が小さかった。シロクローバは雑草抑制効果がみられなかった。以上より,春播きリビングマルチ草種にはヘアリーベッチが適切であり,播種方法や品種の検討によりエンバクの実用化も期待できる。
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