成績処理・管理等だけではなく, 1台のパソコンを一斉授業の中で有効に活用する方法について考察した。台数とパソコンの特性からみて, 視聴覚的提示としてのシミュレーションが有効な利用方法であり, 生徒に概念の把握・理解や問題解決に役立つものと考え, また, 計算問題等を提示し, CAI的に利用することも考慮にいれた。まず, 中学1年から3年までの数学の単元の洗い出しを行い, パソコンで教えると効果があると思われる項目の一覧表を作った。つぎに, BASICで実際にプログラムをつくり, その内容をCRTに表示することを試みた。
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