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クエリ検索: "小島健" アイドル
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  • 村瀬 康比古, 増田 士朗, 福田 収一
    日本経営工学会論文誌
    2006年 57 巻 1 号 1-9
    発行日: 2006/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    高度成長期においては,少品種大量生産を目的としたコンベアー生産システムが主流であった.近年においてはセル生産システムが次世代生産方式として期待されている.連続組立ラインとの対比で多くの事例研究が報告されているが,数理的モデルからの検討は少ない.数理的モデルの基本となるのは組立ラインバランシング手法である.その一つである確率論的手法は作業要素を確率変数としたモデルが提示されているが,他方の重要な要因である作業者については考慮されていない.セル生産システムは,基本的には作業者個人に注目した方式である.したがって,両システムを対比して論議する場合,作業要素および作業者の働きの構造の要素を組み組み込んだモデルの検討が必要である.そこで,本論文では在庫理論の発注点モデルにおける調達期間,発注点をそれぞれ作業ステーションの作業期間,必要投入工数と見立てることによって,確率変数の和の分散およびランダム和の定理を用い,作業要素・作業の熟練度を確率変数と想定する.さらに,情報の記憶量に関するMagical Number 7の理論および米国空軍の実験結果を展開し作業員一人当たり作業要素数の増加に対する補正係数として作業支援係数を導入する.これらの着眼点から検討し,連続組立ラインおよびセル生産システムの一般化モデルを提案する.さらに,提案モデルはシミュレーションにより,事例に対比し妥当性を確認する.
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