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クエリ検索: "尾美としのり"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 薄井 玲子
    Journal of Computer Chemistry, Japan
    2022年 21 巻 3 号 A12-A17
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/24
    ジャーナル フリー HTML

    筆者が30年来憧れている千田範夫さんが亡くなってしまわれた.とても悲しく,寂しい.

    私が千田さんに憧れていることはご本人にもお伝えしているし,今までも方々で公言しているが,いま一度改めてお伝えするとともに,私が事務局を務めているCAMMフォーラムに千田さんがかつて寄稿された原稿をご紹介して,千田さんのご功績とお人柄を残したい.

  • 相米慎二試論 (4)
    檜垣 立哉
    社藝堂
    2023年 10 巻 61-76
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/11/10
    ジャーナル オープンアクセス
    本稿は、これまで(1)から(3)と時代を追って書き綴ってきた相⽶慎⼆試論の最終稿をなすものであり、2001 年の相⽶の死の前に撮影された『あ、春』『⾵花』という⼆作品の、相⽶映画のなかでの特殊性をとりあげ、「晩年」なきこの映画監督の、⾮⾃覚的ではあれそれなりの形をなした「仕舞い⽅」について論じる。この⼆作品は、相⽶映画の中⼼である 1980 年代の⼥優たちの「中年期」をことさらにとりあげ、ある種の「中年の時間」とその緩慢な危機を撮るものであるが、相⽶の突然の死によって、意図的せざる「最後の作品群」になっている。そこでの相⽶のあり⽅と、後の世代への連携についても触れる。
  • ースポーツと映画における「動き」の体系的な研究に向けてー
    大谷 晋平
    年報Promis
    2024年 2 巻 1 号 99-122
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/04/21
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究ノートは、執筆者が作成した日本で劇場公開されたスポーツ映画のリストの分析と、これからのスポーツ映画研究の展望を簡単に提示することを目的としている。 「はじめに」では、作品リストが日本のスポーツ映画研究に向けたものとして製作されたことを説明し、その研究の一つの視座としてトム・ガニングの「動き」に関する研究を紹介する。 第二節では、特に北米で盛んなスポーツ映画研究の概況について、具体的な研究の視座と映画分析手法の大まかな傾向を、先行研究例を用いながら整理し、その上でガニングの視座との差異を確認する。すなわち、これまでの、映画におけるキャラクター像や物語分析とは異なり、「動き」そのものがどのように作られて、観客はそのスペクタクル性をいかに享受したかを考察する研究の可能性についての提示である。 第三節では映画リストの製作基準や方法を提示し、近代スポーツと日本映画の連関を研究することに向けて、日本スポーツ映画の大まかな特徴を明らかにする。 結びでは、第二節と第三節とを踏まえて、「動き」のスペクタクルという視座から日本のスポーツ映画研究という大きな展望を、例を交えながら示したい。
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