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クエリ検索: "島村洋子"
1件中 1-1の結果を表示しています
  • 小林 文彦, 松浦 稔, 長谷川 紀昭
    CHEMOTHERAPY
    1979年 27 巻 Supplement7 号 812-845
    発行日: 1979/12/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    雌雄ビーグル犬48匹 (1群8匹) を用いてCefaclor (CCL), 125,250,500または1,000mg/kg, Cephalexin (CEX), 1,000mg/kgをそれぞれ1日1回, 31日間強制連続経口投与を行ない亜急性毒性試験を行なった。一般状態, 体重, 摂餌量, 血液検査, 尿検査, 血液及び尿の生化学分析, 骨髄検査, BSP及びPSP試験, 眼検査, 肝及び腎の酵素活性変化, 臓器重量, 光顕及び電顕 (腎, 肝のみ) 検査を実施し, 対照群と比較検討した。CCL投与によって嘔吐, 流誕及び下痢症状の発現, 血中トリグリセリドの軽度増加, 肉眼的に腎及び肝の軽度腫大, 腎及び肝組織中の酸性ホスファターゼ活性の軽度増加, 電顕的に腎近位尿細管上皮細胞中のautolysosome様穎粒の軽度増加などが観察されたが, これら所見はいずれも極めて軽微な変化であり, 同時に行なった他の諸検査成績はいずれも正常であった。CEX投与群でもCCL投与群と同様の変化が同程度に認められた。従って, CCLの犬に於ける亜急性毒性はCEXと質的に差がなく, その程度もCEXと同等またはそれ以下と考えられる。
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