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クエリ検索: "広島県立黒瀬特別支援学校"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • 教師の困難状況からみた課題
    齊藤 紀子, 河﨑 智恵, 伊藤 優, 伊藤 圭子
    日本教科教育学会誌
    2021年 44 巻 1 号 37-49
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/03/09
    ジャーナル フリー
    本研究では,特別支援学校中学部,中学校特別支援学級および通常学級から入学する生徒が共に学ぶ特別支援学校高等部の家庭科の授業における教師の困難状況を把握するとともに,家庭科における特別支援学校中学部および中学校の特別支援学級および中学校の通常学級と,特別支援学校高等部「家庭」との接続の課題を明示することを目的とした。その結果,高等部には特別支援学校中学部,地域の中学校特別支援学級,地域の中学校通常学級からの入学者の割合は各学校によって異なるが,混在して授業が行われていた。高等部に在籍する生徒たちは,中学までに様々なカリキュラムのもとで家庭科を学習してきているため,高等部家庭科での学習において,生徒間で履修してきた学習内容が異なり,基礎的な知識や技能の習得に差がある等の困難状況が指摘された。そして,家庭科担当教員の意識改革の必要性などの3つの課題が示された。
  • 家庭科教員意識調査および米国LCCE プログラムを手がかりに
    河﨑 智恵, 齊藤 紀子, 伊藤 優, 伊藤 圭子
    日本教科教育学会誌
    2020年 43 巻 3 号 11-22
    発行日: 2020年
    公開日: 2022/03/09
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は,ライフキャリアの視点より,特別支援学校におけるキャリア教育の現状について調査するとともに,米国の先進的なプログラムを手がかりに,キャリア教育の課題を考察することである。全国の特別支援学校家庭科教員を対象とした質問紙調査の結果,特別支援学校においては,“人間関係”“自己理解”“基本的生活スキルの形成”に関する内容を重視している反面,“世話役割の肯定的理解・支援的経験”“ ライフキャリアの統合・再統合”“ 共生的な生活実践”“人生役割の理解”“ライフキャリアの設計”については,必ずしも重視されていなかった。その中で,家庭科は“基本的生活スキルの形成”の中核的役割を担っていた。質問紙調査の結果をふまえ,米国のキャリア教育カリキュラム「Life Centered Career Education」をもとに考察を行い,今後の課題を明確にした。
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