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クエリ検索: "択捉水道"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 赤川 正臣
    雪氷
    1977年 39 巻 1 号 1-6
    発行日: 1977/03/31
    公開日: 2010/01/22
    ジャーナル フリー
    オホーツク海西部の海氷季節初期における結氷域の生成・拡大,流氷群南下には低温・低塩分水から成る東樺太海流の役割が重要とされている.この東樺太海流は主としてアムール川の陸水によってかん養され, またアムール川流量は主として夏季モンスーンによる降水量が補給源とされている.したがって, 因果的にはアムール川流域の夏季雨量と海氷季節初期の海氷現象との間に, 相関関係が期待されるかも知れない.
    このような考えから,雨量としてブラゴベシチェンスクとニコライエフスクの地点雨量, 海氷現象として樺太東岸の一年氷出現日,エリザベト岬の結氷初日および北海道紋別沿岸の海水比重急落日を選び,それらの相関を評価してみた.しかし,有意な相関関係はほとんど得られなかった.これはアムール川流量を地点雨量で代表させるのに問題があり, また東樺太海流の消長や海氷現象は気温や風などの気象条件が大きく利いているためである.
  • 和田 雄治
    氣象集誌. 第1輯
    1915年 34 巻 6 号 311-324
    発行日: 1915/06/10
    公開日: 2009/02/05
    ジャーナル フリー
  • 堀田 秀之, 福島 信一
    日本水産学会誌
    1970年 36 巻 2 号 207-215
    発行日: 1970/02/25
    公開日: 2008/02/29
    ジャーナル フリー
  • ―自然誌―自然と文化の人類学―の視点から―
    煎本 孝
    Anthropological Science (Japanese Series)
    2007年 115 巻 1 号 1-13
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/07/07
    ジャーナル フリー
    北方文化とは北方地域独自にみられる生活様式―生態,社会,文化―であり,進化史的には新人(ホモ・サピエンス・サピエンス)の北方ユーラシアへの進出と北アメリカへの拡散にさかのぼり,現在に至るまで変化しながら継承,展開している北方地域文化の総体である。この定義に基づき,本稿では日本における北方研究の変遷と成果を,探検の時代(4世紀―19世紀中葉),学究の時代(1868年―1945年),世界の時代(1946年―2000年)について再検討した。その結果,北方研究の研究対象はアイヌ文化から広く北方ユーラシア,日本,北アメリカを含む北方周極地域諸文化へと展開し,研究方法も民族学・民俗学から自然と文化の人類学―自然誌―へと変遷し,さらに研究目的も日本人と日本文化の起源を明らかにすることから,「人間とは何か」という人類学の普遍的課題の解明へと変化してきたことが明らかにされた。最後に,北方研究が人類の普遍性の探究へと展開していることをふまえ,21世紀が人類学にとって人間性の時代となることが展望された。
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