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クエリ検索: "杉田幸三"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • 竹田 直樹
    ランドスケープ研究
    2000年 64 巻 5 号 461-464
    発行日: 2001/03/30
    公開日: 2011/07/19
    ジャーナル フリー
    本報は, 計画的な彫刻設置事業が展開する以前すなわち1950年代の初期的な設置事業を分析の対象とし, それらの事業の目的や性質について調査と分析を実施するものである。結果として, 1950年代の彫刻設置事業は, 戦後の新しい社会的価値観や平和主義あるいは自由主義というような新しいイデオロギーを賛美することを目的とすることが多かったこと, それまでになかった男女の裸像が出現したこと等が明らかになった。したがって, これらの設置事業は戦前の銅像と近年の計画的な彫刻設置事業の双方の性質を合わせ持つということができる。両者の変遷期における中間的な性質もつ設置事業であったと考えられる。
  • 竹田 直樹
    デザイン学研究
    1992年 1992 巻 88 号 153-160
    発行日: 1992/02/01
    公開日: 2017/07/25
    ジャーナル フリー
    本研究は,我が国の公的空間における彫刻作品に対する規制と撤去・破壊の史的変遷を整理することにより,規制や撤去・破壊が行なわれた理由・社会的背景について分析し,現在,公的空間において盛んに設置が行なわれている美術作品としての彫刻作品の本質的な存在意義や性質について次のような考察を行なった。1)美術作品としての彫刻作品は,江戸時代の石仏の類や明治から第2次大戦までの銅像と同じように,社会の意志を表現するという本質的な存在意義を有している。2)美術作品としての彫刻作品の性質は,本質的な存在意義と作品内容が乖離しているため,見る人が本質的な存在意義を理解しにくくなる恐れがあること,および,作品内容に具体的な基準が存在しないため,作品内容は作品ごとに異なる自由なものとなり,作品に対する見る人の評価が,作品あるいは見る人ごとに多様なものとなりやすいことである。
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