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クエリ検索: "李尚信"
1件中 1-1の結果を表示しています
  • 田 京淑
    地理学評論
    1982年 55 巻 5 号 292-312
    発行日: 1982/05/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    韓国において, 1960年代以降の経済成長は著しく,地域住民の日常的な生活行動の範囲,すなわち生活圏は大きな変化をみせている.それに伴い,住民の生活において重要な機能を果たしてきた定期市もまた変容している.これら生活圏および定期市の変容過程を究明するのが本研究の目的である.
    調査方法はアンケート調査を主とし,それに資料分析と実地調査を加えた.調査地域として忠清北道を選定し, 1940, 1955, 1965, 1980年の4時期における変容を調査した.その結果,次のことがわかった.高次の指標である高級品の購入行動,慰楽行動,農業特産品の出荷行動において変容が著しく,高次中心地の選択が目立っている.定期市は,生活水準の向上に伴ってある段階まで数的に増加するが,やがて交通の著しい発達などにより減少する.さらに,常設市・商店街の増加によって,定期市の機能も変容している.生活圏および定期市の分析から,本地域内において4段階の中心地階層構造が得られた.
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