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クエリ検索: "村井美智子"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 中村 祥子, 角濱 春美
    日本ヒューマンケア科学会誌
    2015年 8 巻 1 号 1-10
    発行日: 2015年
    公開日: 2022/05/12
    ジャーナル フリー

     本研究の目的は、日本の看護実践における一般の成人・高齢者を対象とした「食欲を引き出す援助」の概念を明らかにし、その活用可能性を検討することである。Rodgers(1989) の手法で概念分析を行った。文献検索の結果得られた36文献から属性、先行要件、帰結を抽出した。結果、先行要件は、『美味しいと感じにくい』、『空腹感を感じにくい』、『自分から食べようとしない』、『食べようという気持ちが続かない』という4カテゴリであった。属性は、『食事前に食べる態勢を整える』、『個別性を考慮した食事の工夫』、『心身を整える』、『自己効力感を引き出す』、『副交感神経に働きかけ快適感を与える』という5カテゴリであった。帰結は、一次的には『食事摂取量の保持・増加』、『自発的な摂食行動がみられる』、『食欲増進の自覚がある』、『食事に対する満足感が得られる』、二次的には『栄養状態の改善』、『治癒促進』、『精神状態の回復』、『自己効力感の向上』、『生活行動の増加』、『活気の向上』、『在院日数の短縮』であった。食欲を引き出すためには、食べ始める前からの援助が必要であり、食への援助より幅広い概念であった。

  • 高井 真紀, 増野 浩二郎, 野田 美和, 田代 英哉, 和田 純平, 卜部 省悟
    日本臨床外科学会雑誌
    2015年 76 巻 9 号 2111-2115
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/03/31
    ジャーナル フリー
    乳腺紡錘細胞癌は稀な腫瘍であり,ホルモン受容体やHER2の発現が陰性であることが多く,化学療法の成否が予後に関連すると考えられる.今回,化学療法抵抗性であった乳腺原発紡錘細胞癌を1例経験したので若干の文献的考察を加え報告する.症例は75歳の女性.右乳房腫瘤を主訴に前医を受診.針生検にて紡錘細胞癌の診断となり,加療目的に当院紹介.胸筋温存乳房切除術およびセンチネルリンパ節生検を施行した.病理結果は,pT3pN0(SLN)pMX(UICC),ER・PgR・HER2はすべて陰性であり,Ki67 39.1%と高値であった.術後療法は,AC療法4コース,DTX療法4コースを施行.術後化学療法終了後1カ月で多発肺転移と診断.Bevacizumab+PTX療法で治療を開始するも1クール目途中にPDとなり,2nd lineでEribulin投与を行い,一時的に胸水減少などの効果を認めるも術後9カ月で死亡となった.
  • 日本透析療法学会雑誌
    1992年 25 巻 5 号 492-503
    発行日: 1992/05/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
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