「ASEAN 日本人起業家とイノベーションの研究(タイ・マレーシアの事例)」では、タイ・マレーシアの11人の日本人起業家を対象に、調査研究し、新しいビジネス潮流を明らかにし、一般化を試みる。分析ツールとしては、3つのイノベーション「ドラッカーの7つの機会」「シュンペーターの5つの類型」「新興国3スタートアップイノベーション(タイムマシーン、リープフロッグ、ピボット)」を使った検証を重点的に行なう。若者の「起業家精神」「海外志望」「創造性」の3つの喪失と、企業成長力の喪失は、失われた20年の一因である。これらの喪失に対し解決・対処しているのが海外の日本人起業家であり、彼らの研究は上記日本の課題の処方箋となる。
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