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クエリ検索: "森脇由紀"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 當間 由子, 西山 千秋
    皮膚の科学
    2004年 3 巻 6 号 586-590
    発行日: 2004年
    公開日: 2011/11/07
    ジャーナル 認証あり
    症例1は68歳,女。右手の皮下結節よりSporothrix schenckiiを分離した。イトラコナゾ—ル内服にて皮疹は縮小傾向を示したが消退しなかった。ヨウ化カリウム内服に変更したところ,2ヵ月で皮疹は瘢痕治癒した。症例2は85歳,女。初診の2年前より近医にて右前腕皮疹の治療を受けたが軽快しなかったという。スポロトリコーシスを疑ったが初診時の皮膚生検・培養で菌要素は確認できなかった。3ヵ月後,皮疹は拡大するとともに前腕中枢側に皮下結節が新生した。皮下結節の培養にてSporothrix schenckiiを分離した。ヨウ化カリウム内服にて治癒。ヨウ化カリウムは高齢者のスポロトリコーシス治療において,第一選択薬として有用であると考えた。
  • 栗木 安弘, 夏秋 優, 清水 隆弘, 武田 裕美子, 喜多野 征夫
    皮膚
    1999年 41 巻 2 号 204-208
    発行日: 1999年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 亀山 裕子, 荒金 兆典, 川田 暁, 手塚 正, 飯森 眞幸, 比留間 政太郎
    皮膚の科学
    2004年 3 巻 2 号 227-231
    発行日: 2004年
    公開日: 2011/07/13
    ジャーナル 認証あり
    72歳,男性,大阪府河内長野市在住の農業従事者に発症した固定型スポロトリコーシスを報告した。初診時眉間部に痂皮を付着した淡紅色局面を認め,スポロトリキン反応陽性。病理組織学的には真皮内に肉芽腫像がみられた。生検部の真菌培養でSporothrix schenckiiが分離・同定された。イトラコナゾール100mg/dayの3ヵ月間内服によって皮疹は治癒した。農作業中に軽微な外傷を受けそれによって発症した可能性が考えられた。
  • 森下 宣明, 山崎 桂, 二宮 淳也, 浜口 太造, 清 佳浩, 滝内 石夫
    日本医真菌学会雑誌
    2001年 42 巻 3 号 149-154
    発行日: 2001/07/30
    公開日: 2009/12/18
    ジャーナル フリー
    右手から右上肢の皮膚リンパ管型スポロトリコーシスの1例(69歳,男性)に対し,ヨウ化カリウム(KI)総量28g(1日0.5g,8週)を投与し,丘疹が残存したためテルビナフィン(TBF)に変更,1日125mgを9週間投与し治癒に至った.
    最近では,皮膚スポロトリコーシスに対する治療には,KI,温熱療法の他にイトラコナゾール(ITCZ),TBFの治療報告例が増加しており,今回我々は,本邦での過去7年間に報告された成人の皮膚スポロトリコーシスの治療方法について検討した.KIによる治療では,治癒率90.9%,平均投与期間8.1週,ITCZ(100mg/日)による治療では,治癒率86.6%,平均投与期間12.6週,TBF(125mg/日)による治療では治癒率71.4%,平均投与期間12.8週の結果であった.本邦でのKIは,短期間の治療で治癒率が高く,副作用,再発が少ないため,現在でも皮膚スポロトリコーシスの第1選択薬と思われた.KIと比較すると,ITCZ(100mg/日)は投与期間が長く,TBF(125mg/日)は治癒率,投与期間とも劣っており,TBFでは1日250mgを投与した方が無難と思われた.
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