三重大学附属図書館では地域貢献活動の一環として,平成16年度から,三重県津市教育委員会と連携して津市内の学校図書館の活性化支援を開始した。これは,津市教育委員会が文部科学省から「学校図書館資源共有ネットワーク推進事業」として平成16年度から18年度までの3年間,予算配分を受けて実施するものである。大学図書館と学校図書館の連携は,全国的にも事例がほとんどみられないため,本稿でその概要を紹介するとともに,今後の課題と発展性について論じる。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら