KRISOは1973年韓国の国家研究機関として設立され,韓国造船産業の発展に大きく寄与してきた韓国最大の造船・
海洋工学
関連研究機関である。設立当時の韓国語名称は「船舶研究所」であったが,現在は「海洋システム安全研究所」となっており,研究内容も造船中心から
海洋工学
全般に広がっている。韓国中部の大田市にある科学技術研究開発関連研究機関の集合地「大徳研究団地」に位置し,日本における独立行政法人的な存在である。ここでは,KRISOで行っている最近の研究課題である,海洋開発システム,海上安全,海洋環境,海上防衛,海洋における通信・情報技術についての概要と関連研究施設を紹介する。
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