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クエリ検索: "漂流家族"
3件中 1-3の結果を表示しています
  • 青少年の幼稚な行動化と母性役割
    山田 和夫
    こころの健康
    1987年 2 巻 1 号 26-31
    発行日: 1987/04/25
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 『成熟と喪失』の彼方へ
    小笠原 賢二
    昭和文学研究
    1999年 39 巻 28-40
    発行日: 1999/09/01
    公開日: 2023/05/15
    ジャーナル フリー
  • ―生活力と生命感の視点から―
    亀山 佳明
    スポーツ社会学研究
    2009年 17 巻 1 号 59-71
    発行日: 2009/03/20
    公開日: 2016/10/05
    ジャーナル フリー
     この論文の目的は、文部科学省が発行した『小学校学習指導要領』(2002年版)にみられる「生きる力」という概念を新たに解釈しなおすことにある。とりわけ、「生きる力」と「道徳」および「体力・健康」の三者がどのように関係するのか、を改めて捉えなおすことである。このような新しい解釈を行うために、われわれはまず学習指導要領と中教審答申の両者を検討し、そこで「生きる力」がどのように定義されているか、を把握することから始めた。それによれば、「生きる力」の定義それ自体のうちに既に「道徳」と「体力・健康」の両概念が含まれていたのであるが、これら三者の関係についてはなお曖昧さが見られた。そこで、社会学的人間学の知見である「生命エネルギー」と三つの志向性(a.超越的志向・b.道具・結合的志向・c.溶解的志向)の概念を導入することによって、先の三者の関係の解釈を試みることにした。aは現状の自己を超越していこうとする力であり、bは自己の利益を図るために他者と結合しようとする力である。さらにcは自己のウチとソトとを分ける境界を消失して両者が溶解し合う力を表している。われわれはaとbとが合わさった力を「生活力」と、またaとcとが合わさった力を「生命感」と名付けた。そして、「生活力」と「生命感」の両者を合わせた力を改めて「生きる力」と定義した。この新たな定義と比較すると、『要領』のいう「生きる力」は主に「生活力」を意味していたことが明らかとなる。子供たちの社会化において、これら二つの力を媒介する存在が教師である。教師の役割は次の三つのタイプに分けることが可能である。①「生活力」を「監視する他者」、②「生活力」を「育成する他者」、そして③「生命感」を「育成する他者」である。『要領』では①から②へのシフトを促していたが、われわれの視点からすれば、現代においては③の役割こそが重要であると結論づけた。
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