6名の高齢者 (女性平均80歳) に大豆由来オリゴ糖 (SOE) 109 (スタキオース+ラフィノースを39含む) /日を連続3週間摂取させて腸内フローラ, 糞便酵素活性, アンモニア等を調べた.SOE摂取により
Bifidobacteriumの菌数は有意 (
p<0.05) に増加し, 糞便β-グルクロニダーゼ活性およびアンモニア量が有意 (おのおの
p<0.01,
p<0.05) に減少した.大豆由来オリゴ糖 (SOE) と
Bifidobacteriumを24名の高齢者 (平均79歳) に2週間摂取させた.排便回数が5回以下/週の高齢者 (14名) は, 排便回数 (
p<0.01) および便量 (
p<0.05) が有意に増加した.
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