表現活動プログラムとツールが社会化されるには3つの要素がある。
ひとつ目は「役割」、ふたつ目は表現活動プログラムの利用内容、みっつ目は表現の内容である。
それら3つの要素から同一の
表現者グループ
が参加する複数の実践を比較分析することから、提供した道具と活動プログラムが段階的に社会化されていくパターンを見出した。そのパターンをモデル化するための3つの要因、(1) 参加者の役割(活動の構築者、運営者、表現者)、(2) 活動プログラムの選択、そして(3) 利用するツールの機能、を見出すことができた。
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