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資料名
日本文学 (2)
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分野
人文・社会科学系
文学・言語学・芸術学 (2)
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著者
渡瀬 茂 (1)
石井 倫子 (1)
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発行年
1997 年 (1)
2003 年 (1)
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ライセンス
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表示-継承(CC BY-SA)
表示-改変禁止(CC BY-ND)
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解体する「家」とその再生 : 〈藍染川〉の世界を中心に(<特集>中世文学と〈家〉)
石井 倫子
日本文学
2003年 52 巻 7 号 66-74
発行日: 2003/07/10
公開日: 2017/08/01
DOI
https://doi.org/10.20620/nihonbungaku.52.7_66
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解体する「家」とその再生の物語はさまざまな形で能の中にも取り込まれていった。その多くは「家族の別離再会」という共通のプロットを持つが、家族の一員が死亡し、残された家族が悲嘆にくれていると神仏の霊験によって死者が蘇生する、いわゆる「恩愛霊験能」も少なくない。本稿はそのような作品の中から、二つの「家」の存在が事件の発端となっている能〈藍染川〉を取り上げ、「家」の解体と再生のプロセスを考察するものである。
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固有名詞と歌物語
渡瀬 茂
日本文学
1997年 46 巻 5 号 14-24
発行日: 1997/05/10
公開日: 2017/08/01
DOI
https://doi.org/10.20620/nihonbungaku.46.5_14
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本考は歌物語のジャンルとしての構造を単に作品を並置した静的なものとしてでなく、動的な構造をもつものとして捉えようとした。そのために固有名詞の使用の情況に着目したのだが、それは固有名詞が歴史への関心と深く結び付いているからである。そして歌物語における固有名詞の使用情況は、作品間はもとより、諸本や注釈の間でも異なった様相を示すのであったが、これは歌物語のはらむ歴史と反=歴史の超克のあらわれなのである。
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