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クエリ検索: "道上宗巳"
5件中 1-5の結果を表示しています
  • 媚山 政良, 加藤 秀秋, 渡辺 晴美, 高橋 剛, 粟野 清太郎, 赤塚 信一, 川本 周朗, 大野 祥嗣
    雪氷
    1991年 53 巻 3 号 195-200
    発行日: 1991/09/30
    公開日: 2010/02/05
    ジャーナル フリー
    雪氷はエネルギー資源としては枯渇の恐れが少なく,また,環境を汚染する恐れも少ない優れた雪国固有の冷熱資源でもある.このような認識が広まり,冬期間の雪氷を長期間貯蔵し,利用する,いわゆる,利雪が開始された.雪氷は周囲の環境温度が高くなる時期まで貯蔵してはじめて冷熱としての価値が見いだされ,雪氷の貯蔵技術の開発は利雪を展開する上で重要である.
    本研究においては,雪の貯蔵施設の中でも構造の簡素さ,集雪作業の簡便さなど優れた特徴を有する,いわゆる,「雪室」の熱設計に関する計算式の導入を行い,その妥当性を実証実験により確認した.また,雪氷の貯蔵期間を伸ばす簡便な方策についての検討を行った.
  • ―急冷固化マルチフェロイックスへの新展開―
    古屋 泰文, 岡〓 禎子
    軽金属
    2005年 55 巻 5 号 233-241
    発行日: 2005年
    公開日: 2006/02/24
    ジャーナル フリー
  • 石坂 雅昭
    雪氷
    1995年 57 巻 1 号 23-34
    発行日: 1995/03/15
    公開日: 2010/02/05
    ジャーナル フリー
    日本の積雪地帯のうち,メッシュ気候値が整備されている地域を,その地域の積雪の堆積環境から推定される雪質を考慮して,「湿り雪地域」,「乾き雪地域」,および「しもざらめ地域」の三つに分けた.ただし,湿り雪地域と乾き雪地域の境界は,さほど明瞭ではないので,その中間的な遷移領域として「中間地域」を設けた.湿り雪地域では,厳冬期にも融雪や降雨による積雪表層からの水の浸透によって,積雪の全層が水を帯び,雪温は一冬季をとおしてほぼ0℃で経過し,温暖変態が支配的である.一方,これより気候的に寒い地域でしもざらめ雪地域でない積雪地域を乾き雪地域とした.すなわち乾き雪地域では,厳冬期には雪温が0℃以下に保たれることが多く,寒冷変態が卓越する.しもざらめ雪地域では,寒冷な上に積雪が少ないので,積雪層内の温度勾配が大きく,しもざらめ雪が発達する.湿り雪地域と乾き雪地域は気温によって,またしもざらめ雪地域は,気温と積雪量によって決まると考えた.前者は筆者らが行った中部地方の積雪調査にもとづき,1月の平均気温の気候値から推定した.すなわち,1月の平均気温が0.3℃以上の気候値をもつ地域が湿り雪地域に,-1.1℃以下が乾き雪地域に分類され,その間の気温帯は中間地域となった.また,後者は秋田谷・遠藤(1982)の判別式の変数に気候値から推定したものを代入して求めた.
  • 対馬 勝年, 谷井 文夫
    日本雪工学会誌
    1994年 10 巻 1 号 22-31
    発行日: 1994/01/01
    公開日: 2009/05/29
    ジャーナル フリー
    Storage of snow and ice has been carried out from ancient times. In 19 centuries ice was transported in world wide. Storage house for ice was built in America, London, Livapoor and others. In Japan, ice was stored in underground already 700 A.D. In Meiji to Shyowa epoch, many storage houses of ice and snow, Himuro were built in Hokuriku and Tohoku Districts. In Nagaoka the snow of 7000 m3 in volume was collected that was named 'Yuki-nio'. In recent year, snow was noticed again as natural energy. Vegetables and grains were stored in snow. It is start to use snow for. air-conditioning as cooling heat sources.
    The control of snow melting was experimentally examined. Five kind of snow mound in the volume 120 m3, were built on open ground and.the surface was covered by soil, chaff, chaff in bag, glass-wool, and foam and then covered with plastic sheet. The process of melting was examined. Snow vanished in August in the case of the cover with soil, September with glass-wool, and remained untill next January with chaff. The average air temperature was 10°C in April and 25°C in August.
  • 石坂 雅昭
    雪氷
    1996年 58 巻 4 号 329-338
    発行日: 1996/07/15
    公開日: 2010/02/05
    ジャーナル フリー
    日本の冬期の気候的な特徴と積雪との関連をメッシュ気候値をもとに量及び質の両面から検討した.湿り雪地域の積雪については,定義を詳細に論じるとともに,一冬期を通じた層構造の変化をあらわす簡単なモデルを提案した.また,各雪質ごとに緯度と標高の関係,平均気温と積雪深との関係を求め,日本の積雪地域の地理的および気候的な特徴を明らかにした.この中で,しもざらめ雪地域を指定する推定ラム硬度の式と同等な積雪と気温による関係式を見いだすことができた.さらに,メッシュ気候値を用いたデータベースや積雪の数値情報地図などにもふれながら,メッシュ気候値による雪質区分の有用性を解説した.
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