東京都23区と帰還困難区域が存在する福島県の6町村を除いた全国1,712市町村の2021年度のごみ排出量等のデータを重回帰分析した。その結果,プラスチック製容器包装の分別収集を行っている市町村は行っていない市町村よりも,1人1日当たりの生活系ごみ総排出量が有意に少ないことが明らかになった。その差異を他のごみ処理施策と比較すると,最も有意差が大きい排出量単純比例型ごみ有料化に次ぐ水準であり,ごみの分別数の増加と同程度であった。
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