「気象」の分野は,我々にとって身近な現象を扱う分野である.生徒達は,小学校・中学校・高等学校の学習過程において気象に関する学習に取り組むが,「冬の気圧配置は『西高東低』で日本海側の地域では大雪が降る」などの暗記に止まっていて,(大阪で生活している)生徒達自身が日々目にする風景や情報と学習内容とを結びつけて理解できていないことが多い.本研究は,「水と気象」および「日本の気象」の総合的な理解を深めることを目標として,教科横断型授業の取り組みについて提案するものである.
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