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クエリ検索: "阿波座ジャンクション"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • 坂井 勝哉, 日下部 貴彦, 朝倉 康夫
    土木学会論文集D3(土木計画学)
    2013年 69 巻 5 号 I_847-I_856
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/12/15
    ジャーナル フリー
    旅行時間を点推定で予測し,かつ一定の割合で収まると期待される幅も推定する既存の統計モデルを基にして,合流部を対象とするモデルに拡張した.合流によるボトルネックでは相手路線の混雑状況によって容量が変動するため,容量の大きさに応じて旅行時間の不確実性が異なることを考慮する必要がある.
    実データを用いたモデルの検証分析では,旅行時間を点推定で予測する段階では既存モデルで対応できることが確認されたが,旅行時間のばらつきを確率的に考慮した幅を予測する場合には合流相手路線のオキュパンシーをモデルの入力変数として用いることで旅行時間の不確実性をより適切に推定できることが示された.具体的には,相手路線のオキュパンシーが高ければ合流部の容量が小さくなり旅行時間のばらつきが大きくなることがわかった.
  • 坂井 勝哉, 日下部 貴彦, WEI Chong, 朝倉 康夫
    土木学会論文集D3(土木計画学)
    2012年 68 巻 5 号 I_1297-I_1307
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/12/25
    ジャーナル フリー
    本研究では,旅行時間の予測情報に加えて,その確からしさの情報を提供することを意図して,統計的な旅行時間予測モデルを構築した.また,モデルの適用範囲を拡張するためにモデルへ新たな変数を組み込むことを狙いとして,モデルの入力値の変数間に統計的な独立性を仮定したモデルへ拡張した.これらの統計モデルの挙動を比較・分析することにより,変数間に独立性を仮定すれば,過去のデータが少ない交通状態でも予測を行うことが可能となることが示された.また,独立性を仮定したモデルでは,モデルの再現性は低下するものの,情報提供に必要な精度の範囲では,変数間の独立性を仮定しないモデルと大きな差異はなかった.これにより,新たな変数を組み込む際に独立性を仮定することは,ひとつの方法として有用であることが示唆された.
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