プログラミングに際し、アルゴリズムの詳細化にはフローチャートなどのプログラム図が有効であることが知られている。しかし、これらの詳細化ではプログラムに対して直接的な設計なので負担が大きく、ボトムアップ向けの設計であるために詳細化に向かないという点と、プログラムの構造化が保証されないという問題があった。そこでJackson木を用いると、トップダウン設計ができ、プログラムの構造化が保証される。さらに、アルゴリズム設計手法としてJSP法を用いることで、入出力のデータ項目に基づき間接的に設計できるため、前者に比べ負担が少ない。このため、Jackson木作成用の図式エディタ機能を持ったアルゴリズム設計支援システムを開発し、提案する。
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