プラズマ中心から放出された内部密度の高いブロッブは螺旋のフィラメント形状を成して径方向に伝播することが知られている。QUESTにおいて2.45GHzマイクロ波入射によるECRプラズマのブロップ観測が行われてきた。本研究では上部ダイバーター上に径方向に配列されたダイバータープローブを用いてその近傍のブロップ伝播を観測した。ダイバーター近傍ではブロッブ伝播における特殊性が予期される。これについてR=360〜800mmの間の2列の配列プローブピンを用いて計測された各R位置の伝播速度の結果より様々なプラズマ条件においてその振る舞いについて調べて考察を行った。
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