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クエリ検索: "1964東京オリンピック" テレビ番組
2件中 1-2の結果を表示しています
  • 娯楽番組からニュースショウの時代へ
    棚田 梓
    日本社会情報学会全国大会研究発表論文集
    2004年 19 巻
    発行日: 2004年
    公開日: 2006/02/01
    会議録・要旨集 フリー
    1953(昭和28)年,日本でテレビ放送が始まって50年が過ぎた。テレビは戦前にはなかった,新しいメディアである。テレビ受像機が普及していなかった頃は,街頭テレビの前に集まってプロレスに熱狂した。このように,テレビを無料の娯楽と受けとめていた大衆が,やがてニュースショウを好んで見るようになった。ここ半世紀の変貌を「市民的意識の生成」と捉え,その経過を分析した。 テレビ放送開始から現在までを6つに区切り,テレビ年表でそれぞれの時期の特徴を明らかにする。 ?(前史―1952) テレビ放送前夜 ?(1953―1959) 一億総白痴化 ?(1960―1970) アクセルとブレーキ ?(1971―1984) もうけ主義と合理化 ?(1985―1992) ニュースショウの時代 ?(1993―現在まで)メディアの失われた10年
  • 学術利用トライアルの動向によせて
    宮田 章, 大髙 崇, 岩根 好孝
    放送研究と調査
    2023年 73 巻 4 号 44-63
    発行日: 2023/04/01
    公開日: 2023/04/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
    NHKがこれまで制作してきた放送番組を、学術研究のために利用してもらう事業(学術利用トライアル)は、今年で14年目を迎える。過去の放送番組を歴史的・文化的な資産と見なし、学術利用という形でその社会還元を行うことが趣旨である。これまで250件を超える研究者がNHKアーカイブスで番組を閲覧し、120件を超える学術論文が生産され、100件を超える学会発表がなされてきた。しかし、着実な研究成果があがっている一方で、NHKの事業としては依然「トライアル」(試行)という位置づけであり、2016年以降は、閲覧コンテンツの制限が進行するなど、事業の後退が目立っていることも事実である。研究の「成果」に対する、NHKと研究者との間の認識の乖離も見られる。本稿は2022年10月に行われた「成果発表会」の報告を行うとともに、近年の学術利用トライアルの動向を指摘し、今後の展開を実りあるものとするためにどうすればよいのか提言する。何を「成果」とするかは研究者たちにまかせたうえで、学術研究における放送番組研究の価値を高めるためにNHKができることを行うべきである。
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