空港舗装の平坦性について論じた. まず, 空港舗装の表面性状に関する
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パイロットの主観的評価について研究し, 平坦性が乗心地に及ぼす影響が最も大きい項目の一つであることを明らかにした. 次に, 滑走路と誘導路上を走行するときの舗装縦断形状に対する
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の応答に関する数値シミュレーションをプログラムTAXIを用いて実施した. その結果として,
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の応答が振幅, 波長といった舗装の表面性状だけではなく,
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走行速度によって変化することを示し, 最後に, 空港滑走路と誘導路の平坦性に関する規準を提案した.
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