近年メタバースはゲームだけでなく, ビジネスや教育においても活用されるようになっている. しかし, 活用の幅が広がる一方で, メタバースに関するコンテンツ作成や運用を行える人材が不足しているため, 企業や教育機関での継続的な運用が難しい. そのため, メタバースクリエイターの育成が重要となっている. そこで本研究では, 中高生を対象にRobloxを用いたメタバースワークショップを実施し, 学生のメタバースに対する見解についてアンケート調査を実施した. アンケート分析の結果, メタバースの利用経験は少ないものの, メタバースを友人や知人と一緒に楽しみたいと考える生徒が多いことが確認できた. また, メタバースをゲームとしてだけでなく, ゲーム以外の活用についても関心を持っている可能性があった. 今回得られた結果をもとに, さらに研究を続ける必要がある.
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