詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "SAマウント"
2件中 1-2の結果を表示しています
  • 大曽根 康裕
    日本写真学会誌
    2024年 87 巻 3 号 229-237
    発行日: 2024/08/20
    公開日: 2024/10/16
    ジャーナル オープンアクセス
    株式会社シグマは 1961 年に「有限会社シグマ研究所」として創業した.その後 YS マウントという独自の交換式マウン トを持つ交換レンズやリヤコンバーターなどを開発,1970 年には「株式会社シグマ」に商号を変更し,個性的なレンズ を次々と開発することで成長してきた.シグマはその後も国内製造と独自開発という方針の下,多くの革新的なレンズを 作り続け,現在は 2012 年にスタートした SGV(シグマグローバルビジョン)という名の基に世界最高画質のレンズ,他 社にないユニークなレンズを目指して日々開発している. またカメラについても 1976 年に 35 mm 一眼レフカメラ「SIGMA Mark-I」を発売して以来,多くの一眼レフカメラやフ ルオートコンパクトカメラを開発してきた.1993 年には新規参入が難しいといわれるオートフォーカス一眼レフ市場に 参入,さらに 2002 年には FOVEON X3 ダイレクトイメージセンサーというフルカラーイメージセンサーを搭載したデジ タル一眼レフカメラ「SIGMA SD9」を発売して業界を驚かせた.その後も「SIGMA dp Quattro」や「SIGMA fp」といっ た革新的なカメラを開発し続けている.
  • 吉田 英明
    日本写真学会誌
    2020年 83 巻 3 号 169-206
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/11/02
    ジャーナル フリー

    「写真の進歩」は,毎年一度時期を決めて前年一年間の写真分野の動きを振り返ることにより,日々進歩を続ける写真技術の全体像を時系列的に俯瞰することを狙いとして,継続的に取り組んでいる企画です.執筆陣は,技術委員会傘下の各研究会の代表者を中心に,外部の識者も加えた各分野の専門家により構成されています.各執筆者は担当の分野に応じた観点から,前年一年間に発表された技術(文献)・製品・作品・統計等について,可能な限りその特徴・傾向・分析などのコメントを加えつつ紹介します.具体的な内容については各執筆者の意向を尊重しています.

    なお「2004年の写真の進歩」以来15年間テーマとして来た「分光画像」については,本学会内における活動の沈静化に鑑み,昨年までを区切りとして掲載を終えることとしました. 過去の「写真の進歩」は,本学会誌の内容を一定期間が経過した後に無償Web公開しているJ-STAGEの日本写真学会誌ページ(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/photogrst/list/-char/ja)で見ることができます.各巻(年)の第3号を検索すれば,本特集「写真の進歩」全文のpdf ファイルが掲載されています.分野ごとに連年の記事を追って頂けば,定点観測的な視点から眺めて頂けると思いますのでご利用下さい.

    新型(2019年型)コロナウィルス感染症(COVID-19)の災禍は,海外一部地域での流行開始が年末であったため,2019年の分野状況にはまだ影響していませんが,本特集の執筆に際して多大な影響を与えたことは,読者の皆さんの想像にも難くないと思います.外出が制限されて業務や授業の遠隔通信対応に忙殺されたり,図書館など文献調査に利用する施設が閉鎖されたりなど,それぞれに困難極まる状況の中,最終的にはほぼ例年通りのご対応を頂いた執筆陣に,この場をお借りして深く感謝申し上げます.

    国立研究開発法人科学技術振興機構の電子ジャーナルプラットフォーム「科学技術情報発信・流通総合システム」

feedback
Top