名古屋第二赤十字病院小児外科・一般外科
2007 年 68 巻 5 号 p. 1322-1325
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繰り返す腹痛と嘔吐を2年もの間認めながら, 小腸軸捻転を発症するまで診断されなかった腸間膜リンパ管腫を経験したので報告する. 症例は6歳男児, 3歳の頃より繰り返し腹痛と嘔吐が認められていた. 5日間続く間欠的腹痛と嘔吐を主訴に当院を受診した. CTにて腸間膜の腫瘤とwhirlpool signを認め, 腸軸捻転と診断して緊急手術を施行した. 小腸腸間膜にリンパ管腫を認め, 腸軸捻転を生じていた.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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