日本臨床外科学会雑誌
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症例
化学療法後にPET陽性を呈した縦隔精上皮腫の1例
小林 零森 正一
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2009 年 70 巻 10 号 p. 2980-2983

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抄録
症例は31歳,男性.前縦隔に130×65mmの腫瘤を認め,CTガイド下生検施行し,縦隔精上皮腫と診断した.化学療法を施行後,30×15mmの腫瘤が残存していた.治療方針決定のためFDG-PETを施行したところ,同部位に集積が認められた為,切除術を施行した.摘出標本には,腫瘍細胞の残存は認められなかった.
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© 2009 日本臨床外科学会
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