九州大学農学部
九州大学農学部 現在: 熊本県庁
1996 年 58 巻 2 号 p. 19-24
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穀物の浸漬による吸水は拡散現象の理論をもとに解析される。本研究では, 吸水を乾燥の逆過程であると考え, 種々の温度 (0℃~40℃) における吸水特性を明らかにした。解析は減率乾燥第二段の代表的乾燥モデルである平板モデルを適用し, 非線形最小二乗法により吸水速度定数及び平衡含水率を算出した。この当てはめの結果, 測定値と計算値はほぼ一致し, また吸水速度定数に Arrhenius 型の温度依存性のあることが確認された。
農業食料工学会誌
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