2017 年 126 巻 1 号 p. Cover01_01-Cover01_02
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
第53次南極地域観測隊(2011~2012年)での調査時に撮影したものである.これらの尖塔群はおもに片麻岩とそれに貫入した花崗岩からなり,中央の尖塔の標高は2,401 mで氷床表面からの比高は約1,000 mに達する.この絶景は氷河による侵食や差別的な風化によって形成されたと考えられる.手前には広大なモレーン帯が広がっており,これらが形成された年代を調べることで,過去の東南極氷床の変動史を復元することが可能となる.
(写真と説明:菅沼悠介)
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら