情報知識学会誌
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第19 回(2011年度)研究報告会論文集
分類体系と位置情報を組み合わせたディスカバリインターフェースの開発:
~検索結果の構造的理解を目指して~
廣瀬 怜那松村 敦宇陀 則彦
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2011 年 21 巻 2 号 p. 131-136

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抄録

近年、ディスカバリインターフェースの登場により、資料選択のための様々な機能の開発が行われている。本論文は分類番号を図書館内の位置情報に反映させたディスカバリインターフェースについて説明する。このインターフェースの目的は検索結果が持つ様々な意味的構造を利用者が理解しやすいように支援することである。今回は日本十進分類の体系を意味的関係とみなし、資料に付与された分類番号を館内地図上に写像することによって、検索結果の意味的関係を俯瞰的に眺められるようにした。

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