津島市民病院外科
1997 年 58 巻 9 号 p. 2099-2101
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症例は100歳女性.腹痛を主訴に入院した.保存的治療に反応せず腹膜炎の増悪を認めたため緊急手術を施行した.直腸の間膜側への穿孔による膿瘍を認めHartmann手術を施行した.術後経過は良好で66病日退院した.組織学的検索で特発性直腸穿孔と診断した. 100歳以上の全身麻酔下開腹例の本邦報告例は3例目であり,緊急手術で救命しえたのは自験例のみであった.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
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