著者所属:東京大学大学院農学生命科学研究科
2015 年 51 巻 12 号 p. 508-515
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粘着,接着現象は粘着剤,接着剤のバルクの粘弾性と緊密な関係があり,特にそのガラス転移点(Tg)付近では接着強さは最も高かくなる。ここでは,幅広いTgを有するパワーフィードコポリマーを合成し,その物性と接着強度の相関を検討した。また特に粘着剤では,バルクポリマーの粘弾性だけでなく,表面・界面の影響も大きいと考えられる。そこで,表面の粘弾性をナノ摩擦力で測定し,表面に破壊機構も含めた表面物性として評価する手法を検討した。
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