抄録
原子力発電技術機構(NUPEC)は、MOX燃料を全数装荷する炉心を前提に、Puの有効利用を目的として核分裂性Puの消費割合を高めるための高減速炉心(Pu有効利用炉心)概念の研究を行っている。この研究の一環として、フランス原子力庁(CEA)原子力開発局(DEN)と共同で、CEAのカダラッシュ研究所に設置された臨界実験装置EOLEを用いてMOX炉物理試験(MISTRAL計画及びBASALA計画3)を実施し、その解析を行っている。本研究は、そのうちBASALA炉心2(冷温時模擬)の可燃性毒物試験の解析結果を報告する。