抄録
MOX粉末と添加剤が混合される均一化混合での臨界安全評価は通常均一な分布で行われるが、混合途中では不均一な分布が存在する。そこでMOX粉末と添加剤が混合されるときに、実効増倍率を最大とするMOX粉末の混合状態を求める方法を開発した。溶液燃料の最適分布を求める方法をこの手法に適用した。燃料体積割合インポータンスという量を定義し、この分布が一定になるようにMOX粉末の分布を求める。この手法を添加剤を約3%含む無限長の円筒体系のMOX粉末に適用して最適分布を求めたところ、中央部と外周部にMOX粉末だけの領域があって、その間に添加剤が挟まれるような分布が実効増倍率を一番高くした。