日本原子力学会 年会・大会予稿集
2004年秋の大会
セッションID: D23
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二相流計測・水素製造
境界要素法に基づいた自由表面近傍の圧力分布測定
*柴本 泰照久木田 豊中村 秀夫
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抄録
移動液表面近傍の圧力場を非接触・間接的に測定する方法を開発した.この技術は,液体の表面形状の計測と,これを境界条件とする境界要素法速度場計算に基づいている.本手法は,表面形状の時間変化の観測値に適合するような流れ場を求めるという一種の逆問題を扱う.既知の圧力分布を外部印加したときの自由表面の応答を境界要素法(BEM)を用いて順問題解析し,この自由表面形状を入力として速度場と圧力場を逆解析することにより,本手法の成立性を検証した.逆解析結果は,BEM順解析において境界条件として与えた圧力分布を良く再現した.従来の解析に基づく圧力測定では2次元速度場の計測が必要であったのに対し,本方法は要求される入力データが液面形状のみという点で魅力的であり,液体金属のような不透明液体にも適用可能である.また,速度場も圧力場導出の過程で同時に得られる.
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© 2004 一般社団法人 日本原子力学会
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