日本原子力学会 年会・大会予稿集
2004年春の年会
セッションID: G34
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リスク・コミュニケーション
リスクベース意思決定概念の社会的受容 (5)
リスクコミュニケーションにおける技術専門家の要件
*八木 絵香高橋 信北村 正晴
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抄録
原子力に代表される技術システムの社会的受容に関し、一般市民を含めて合理的かつ客観的討論が成立する前提として、技術リスクに関する基本的認識が共有されることが望ましいが、その状態とは著しい隔たりがあるのが実態である。本研究においては、それらの問題解決の第一歩として、複数の原子力立地地域において「対話フォーラム」を継続実施し、専門家参加者・住民参加者の両者に意見・態度変容が認められたことは既報[1]の通りである。本報告では、得られた知見の中でも特にリスクコミュニケーションに関して技術専門家が果たすべき役割に焦点をあてた報告を行う。
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© 2004 一般社団法人 日本原子力学会
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