抄録
原子炉では核分裂生成物のβ崩壊から、大量の反ニュートリノが放出されている。ニュートリノは電荷を持たず、他の物質と反応しにくいV-A型の弱い相互作用のみに関わる粒子である。ニュートリノは一般的には内部構造を持たない点状の粒子とされているが、我々の研究グループではニュートリノが内部構造を持っている可能性を考えている。この場合、ニュートリノを構成している構成粒子がそれぞれに影響し合いV-A型の弱い相互作用を作り出していると考えることができる。この構成粒子に外部から摂動を与えることによって、ニュートリノのV-A型相互作用が変化して、60Coのβ崩壊に影響を与える可能性を調べることを目的としている。