日本原子力学会 年会・大会予稿集
2004年春の年会
セッションID: F35
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クリアランスレベル検認
レーザー校正式クリアランスレベル検認装置の開発
測定結果に対する保守性の評価
*佐々木 道也服部 隆利
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抄録
クリアランスレベル検認においては、スポット汚染のないことが明らかな放射化物を除いて、測定対象物の線源位置や分布等は不明である。本手法では二次汚染の場合、隠れた汚染の見落としを防止するため、予め求めておいた測定領域の空間感度分布から最も低感度の位置を仮想点線源の位置として選定し、MCNPによる計算結果に基づいて校正定数を算出するため、保守的な放射能が導出されるようになっている。線源位置を保守的に決定することに起因する放射能の過大評価の大きさについて評価した。
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© 2004 一般社団法人 日本原子力学会
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