日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: A16
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意識調査
原子力発電の定量的安全目標の社会的受容に関する研究
(3)リスク水準についての情報が受容に及ぼす効果
*北田 淳子松田 年弘
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抄録
原子力発電の定量的安全目標は、事故の被ばくによるリスクの抑制水準を死亡確率で示すものであるが、死亡確率は一般公衆にとってなじみのある指標ではないために、その水準が分かりにくくイメージしにくいことが安全目標の受容を阻害する一因になっている可能性が考えられる。事故や疾病など身近なリスクの10万人あたりの年間死者数という、リスク水準についての参考情報が、安全目標の社会的受容に及ぼす効果を、一般公衆を対象とする意識調査によって調べた。
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© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
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