日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: C61
会議情報
中性子利用技術
MIEZE型共鳴スピンエコー装置による磁性流体ダイナミクスの観測
*林田 洋寿阿知波 紀郎日野 正裕北口 雅暁川端 祐司
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
現在我々のグループでは、J-PARC設置へ向けて3台の共鳴スピンエコー装置を日本原子力研究開発機構改造3号炉C31-2-2, MINE1ポートにて開発中である。そのうちの1台目となるMIEZE型共鳴スピンエコー装置の開発が進み、試料測定の準備が整った。MIEZEの特徴の1つとして、スピンアナライズ後に試料を設置するため、磁気散乱等による中性子スピンの減極無しに測定が可能であることが挙げられる。これを生かして我々はマグネタイト磁性流体を試料として、そのダイナミクスの観測に成功した。
著者関連情報
© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
前の記事 次の記事
feedback
Top