日本原子力学会2007年春の年会E45においてモンテカルロ燃焼計算コードMONTEBURNS2の軽水炉燃料燃焼解への適用を目指し、燃焼組成数の上限値の拡張について報告した。本コードでは、中点予測子修正子法という独自の計算アルゴリズムを採用している。また、これに基づき燃焼組成変化を計算するORIGEN2の1群断面積が更新されるが、更新対象核種は本コード独自の重要度判定値にて取捨選択された後、MCNP計算に陽に取込まれる。この中点予測子修正子法と1群断面積の更新手法の妥当性について評価し、BWR燃料集合体の燃焼解析への適用性について確認した。